増圧ポンプ(ブースターポンプ)は給水管に増圧ポンプを連結し配水管の水圧に影響を与えること無く水圧の不足分を加圧して高い位置に直結給水できるポンプです。
給水量によって2台から複数台までのポンプを使用し制御補方式・運転方式は下記に分類されます。
●制御方式
・インバーター方式 推定末端圧力一定制御
●運転方式方式
・自動交互運転方式 ポンプ2台で運転。始動時自動的にNO1.NO2と交互に運転が切り替わる方式
増圧ポンプによる給水方式は一般的には貯水槽と高架水槽は使用しません。※現場の状況で変わります。
これにより以下の様なメリットが有ります。
●貯水槽における衛生上の問題の解消。
●定期的な水槽の清掃消毒作業がなくなり水道水の衛生安定供給が出来ます。
●水質劣化が解消されます。
●省エネの推進 配水管の圧力を有効利用するためエネルギー ロスが少なく動力費の節約が出来る。
エバラ製増圧ポンプ PNAGM 川本製増圧ポンプ KDP2 テラル製増圧ポンプ MC5
揚水ポンプは受水槽を設けて一旦これに貯水した後揚水ポンプでさらに高置水槽へ汲み上げる為のポンプです。
揚水ポンプには陸上型と水中型があり設置個所や使用用途によりさまざまなポンプに分類されています。
●渦巻ポンプ・多段渦巻ポンプ・自給式ポンプ 他
揚水ポンプによる給水方式は貯水槽と高架水槽を使用しますので水槽の定期的な清掃消毒作業や水質検査等維持管理が必要です。